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高円坊西区
人々の暮らしを見守ってきた六地蔵
和田義盛の孫に和田朝盛という人がいました。戦に敗れた朝盛は、この地に逃げ延び、「高円坊」を名乗り、家来とともに暮らしたそうです。高円坊西区の畑の中には、朝盛の碑が今もひっそりと佇んでいます。また、この地で暮らしてきた人々は「六地蔵」と呼ばれるお地蔵さんをとても大切にしてきました。その昔、疫病で亡くなった六人の子どもを供養するためにつくられたもので、この地の守り神であると人々は信じています。毎年8月24日に行うご供養は私たちの祖父の代より昔から続けられてきました。東西踏まえ信仰が厚く、温かい人ばかりの高円坊に移り住んでいただけるとありがたいです。