北条湾を隔てて三崎下町の向かい側に位置する向ヶ崎区。海を感じられる気持ちのいい散歩道がたくさんあります。大椿寺は、その昔、源頼朝公がつくらせた別荘であり、三崎三御所の一つでもある「椿の御所」があったのもこの地。隣接する幼稚園から、子どもたちの元気な声が響き、散歩しているだけでほのぼのとした気持ちになれます。かの北原白秋も、三崎に住んでいた頃、この散歩道が気に入っていたのだとか。立派な屋根瓦の向ヶ崎諏訪神社は、この地域の鎮守として住民に親しまれています。4年に一度の祭礼は区の大きな活動であり、皆で協力して開催しています。
